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ファミれびゅ★ ~ファミコンレビューの部屋

ファミコン、スーパーファミコン等、懐かしい家庭用ゲーム機ソフトのレビューなどを思いのままに綴っていきます。
ファミリーコンピュータ「麻雀」

麻雀 0000 麻雀 0001

■ジャンル  テーブルゲーム
■開発元   任天堂
■発売元   任天堂
■発売日   1983年8月27日


ファミリーコンピュータ用としては初の麻雀ゲームとして発売されたのが本作です。
後にディスクシステム用としても発売されたようですね。

ファミコン初期の作品であり、当時は多くの子供が父親に対して「麻雀もできる」
ことを前面に押し出してファミコンをねだったのではないでしょうか。
やはり我が家でもメインプレイヤーは父親でしたね。

私自身も当時は小学生でしたが、父親がプレイしているのを横で見ながら、次第に
自分でもプレイしているうちに、最初は良く分からなかった麻雀のルールもこの
ゲームで覚えてしまいました。

配牌やツモ牌も程々に調整されているような感じで、役満も露骨でない程度に上が
れるようになっていた気がします。

本作が発売されてからも、様々な要素・演出が取り入れられた2人打ち麻雀ゲーム
が発売されましたが、基本的な部分で本作を越えるクオリティの作品は殆どなかった
のではないかと思えるほど、しっかりと作られていました。

売り上げも213万本と堂々の本数であり、「親父ゲー」の代表作ですね。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★★
■思い入れ ★★★

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ファミリーコンピュータ「ドンキーコング3」

ドンキーコング3 0000 ドンキーコング3 0001

■ジャンル  シューティングゲーム
■開発元   任天堂
■発売元   任天堂
■発売日   1984年7月4日


「ドンキーコング3」はドンキーコング、ドンキーコングJr.に続く任天堂のアクション
ゲームです。前作同様、やはりアーケード版として発売されたものをファミコン用として
移植された作品です。

主人公はマリオではなく、スタンリーというキャラクターでした。
ゲームをプレイする上では、ほぼ関係はないんですけどね...

前作まではアスレチック的なステージをジャンプを中心としたアクションでクリアして
いくタイプのゲームでしたが、本作はすっかりシューティングゲーム的なシステムに
なっています。

主人公スタンリーを操作して、植物園に出現したドンキーコングから花を守るという
内容です。
ドンキーは画面上部から吊り下がっているツタを徐々に下りてきますので、それを殺虫剤
のスプレーを噴射して、上まで押し上げるとステージクリアになります。

また、ドンキー以外にも蜂たちが花を持ち去ろうと狙っているので、それも殺虫剤で撃退
しなければなりません。他にも毛虫たちがスタンリーの邪魔を仕掛けてきます。
ステージは3種類で、基本的には3パターンでの繰り返しになります。

当時は購入はしませんでしたが、所持している友人の家では、結構な回数プレイしていた
記憶があります。
今思うと、ゲームウォッチっぽい感覚の作品でしたね。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★
■思い入れ ★★★

売り上げランキングのページから、各ソフトのレビューページにリンクさせる
ようにしました。

  ★ファミコン編   ★ディスクシステム編   ★スーパーファミコン編

スーファミ編なんかは特にリンクがまばらですが、レビュー記事を書くごとに
リンクが増えていくのも楽しいかな、などと思っています。

ファミリーコンピュータ「ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち」

ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち 0000 ドラゴンクエストⅣ 導かれし者たち 0001

■ジャンル  ロールプレイングゲーム
■開発元   チュンソフト
■発売元   エニックス
■発売日   1990年2月11日


ドラゴンクエストシリーズの第4作であり、ファミコンで発売された最後のドラゴン
クエストシリーズ作品です。
前作で一連のロトの物語が完結し、天空シリーズとしての1作目でもあります。

5章立てのオムニバス形式で展開するストーリー、戦闘におけるAIシステムの導入
など、これまでのシステムをベースとして新たな趣向が取り入れられていました。

個人的には、ドラクエ3の時のように予約して発売日を心待ちにしていたわけでもなく、
比較的ファミコン熱も落ち着いていた頃に発売されたので、プレイしたのも発売されて
からしばらく時間がたってからだったと思います。
というように、ドラクエ3の時のように莫大な期待を胸にプレイし始めたわけでは
なかったのですが、プレイを進めるにつれて、どんどん熱中していきました。

第1章から第4章まで、各章ごとのボリュームは小さめですが、1つの章を終える
ごとに、次はどんな話なのだろう?という感じで、ついつい引き込まれていきます。
そして、故郷を滅ぼされるシチュエーションから始まる第5章で最高潮に至った記憶
があります。切ないBGMが実に良かったです。

PSやDSにリメイクされていますので、今なら当然リメイク版をプレイすることに
なるでしょう。
私はリメイク版は未プレイですが、クリア後に第6章が登場するなど、追加要素も
満載のようですね。

ファミコン版では、あまり賢くないAI等のマイナスの部分もありますが、個人的には
シリーズで最も好きな作品です。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★★★☆
■思い入れ ★★★★★

ファミリーコンピュータ「ヘラクレスの栄光Ⅱ タイタンの滅亡」

ヘラクレスの栄光Ⅱ タイタンの滅亡 0000 ヘラクレスの栄光Ⅱ タイタンの滅亡 0001

■ジャンル  ロールプレイングゲーム
■開発元   データイースト
■発売元   データイースト
■発売日   1989年12月23日


NDSでも新作が発売されるなど、ギリシア神話をモチーフとした息の長いRPGシリーズ作、
ヘラクレスの栄光の第2作目です。

英雄ヘラクレスが伝説的存在となった時代、ナナの街で祖母と2人で暮らしていた主人公
の青年が、女王の呼びかけに応じ、タイタン族の生き残りと言われる闇の魔王を倒すため、
恋人を残して旅に出ることになる...というストーリーです。

勇気を求める半人半馬のケンタウロス、心を求める青銅の女神像、そして前作の主人公で
あったヘラクレスが順に旅の仲間に加わります。

パーティー制や昼・夜の時間の流れの概念が導入された一方、前作の独特なシステムは
概ね廃止され、極めてオーソドックスなゲームシステムに落ち着いた感があります。
前作ではかなり渋めだった敵キャラクターのデザインも、本作ではコミカルな感じになって
います。

ゲームバランスは程良く調整され、安定してプレイできるようになりました。
キーレスポンスが若干、もっさりしているかな...と思いますが、実に堅実な作りといえる
でしょう。
とは言え、RPGとしての完成度は高く、安心してプレイできる作品だと思いますが、前作
が持っていた味わい深さが全くと言ってよいほどに影を潜めてしまったのは、実に残念...
ギリシアのイメージに合った(?)ゲーム中の曲は、結構好きでした。


■総合評価 ★★★
■思い入れ ★★★

ファミリーコンピュータ「スーパーピットフォール」

スーパーピットフォール 0000 スーパーピットフォール 0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   マイクロニクス
■発売元   ポニーキャニオン
■発売日   1986年9月5日


スーパーピットフォールは、 ポニーキャニオンから発売されたアクションゲームです。

探検家のハリーが財宝を求めて地底探索の旅に出るが、さらわれた姪とペットの猫を救出する
のが目的です。ゲームはサイドビュー4方向任意スクロールで進みます。

武器は弾数制限のあるピストルです。マップの各所に隠しアイテムが点在しており、何もない
ところでジャンプすることで出現します。

主人公ハリーはチョビヒゲとジャンプした際のポーズ(上に向かって手を突き上げる姿)も、
マリオに酷似しており、雰囲気はスーパーマリオを感じさせますが、操作性はかなり大雑把
というか、大味というか、かなり微妙な感がありましたね。BGMも微妙...

とにかくマップが広大で、攻略本がなければ挫折は必至の根性と忍耐が必要な作品でした。
スタート地点すぐ右の梯子を下りると、針の上に落ちて即死するのが衝撃でした。

一般の評価も、本作には結構厳しいです。
スーパーマリオの操作性が伴っていれば、なかなか遊び甲斐のある作品になっていたかも
しれませんが...もう一頑張り欲しかったですね。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★☆
■思い入れ ★☆

スーパーファミコン「ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス」

ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス_000 ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス_001

■ジャンル  ロールプレイングゲーム
■開発元   ウィンキーソフト
■発売元   バンプレスト
■発売日   1992年11月20日


バンプレストから発売された、SDのガンダム、ウルトラマン、仮面ライダーといった
ヒーローたちが活躍するRPGです。

惑星エルピスにおいて、アムロ・レイ、南光太郎、モロボシ・ダンで構成される部隊の
ゼウスが、テロリスト軍団を相手に戦い、次々と起こる事件を解決しながらストーリー
が進んでいきます。

各都市間がルートと呼ばれる移動用通路で結ばれており、自由に移動できるフィールド
は存在せず、ルートを使うことが移動手段になります。
戦闘は最大味方4人、敵も4名で行われるターン制で行われ、キャラごとに保持する
必殺技を使いながらバトルすることになります。

必殺技の使用にはテクニカルポイントを消費しますが、このテクニカルポイントは敵への
攻撃が命中すると小回復、敵を撃破すると大きく回復するので、誰にトドメを刺させるか
を考えながら戦闘することになるので、単調になりがちな戦闘に戦略性を付加しています。

原作ネタも多く散りばめられているようですが、RPGとしてしっかりと作られており、
完成度はなかなか高いと感じました。
レベルもサクサクと上がるので、テンポ良くプレイすることができました。
原作を知らなくても、純粋にRPGとして楽しむことができるのではないでしょうか。
実際、私も大きく期待せずにプレイし始めたのですが、ついつい熱中して、一気にクリア
してしまった印象があります。
メジャーではないかも知れませんが、安定して楽しむことができる良質なRPGですね。


■総合評価 ★★★☆
■思い入れ ★★★

ファミリーコンピュータ「ギャラクシアン」

ギャラクシアン 0000 ギャラクシアン 0001

■ジャンル  シューティングゲーム
■開発元   ナムコ
■発売元   ナムコ
■発売日   1984年9月7日


「ギャラクシアン」(Galaxian) は、アーケードで登場した固定画面型シューティングゲームの
移植作品です。

アーケード版はインベーダーブームが一段落した後の1979年11月に発表されています。
ポストインベーダーを目指して開発され、スプライトによる非常に滑らかなキャラクターの処理
動作を実現した、ナムコ初期の代表作品の一つでした。
人気作となった事で、様々な亜流・コピーもでていたようです。

グラフィックやBGMのセンスの良さ、敵キャラのトリッキーかつ滑らかな動き、シンプルな
ルールながらも奥深さがあり、当時のナムコは輝いていましたね...

シューティングの苦手な私ですが、本作は随分とプレイしました。
プレイ回数に伴って上達したかというと、そうでもなかったと思いますが...
ファミコン初期に熱中したソフトであり、個人的な思い入れがかなり強い作品ですね。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★☆
■思い入れ ★★★☆

ファミリーコンピュータ「サーカス・チャーリー」

サーカス・チャーリー 0000 サーカス・チャーリー 0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   コナミ
■発売元   コナミ
■発売日   1986年3月4日


コナミのアーケード版からの移植作品。
サイドビュー、横スクロールのアクションゲームです。

プレイヤーはサーカス団のステージで、火の輪くぐり、綱渡り、玉乗り、トランポリン、
空中ブランコの5つの演目を順にこなしていきます。

プレイヤーができる操作は左右への移動とジャンプのみ、そしてジャンプ後は空中制御
ができないので、左右移動で障害物との距離をうまく取り、タイミングよくジャンプ
ボタンを押すことがこのゲームの全てです。

というように、これ以上書くべきことがないほどにシンプルなゲームです(笑)
今なら本編に付属するミニゲームの一つ、といったところでしょうか。
逆に、シンプルなだけに、余計なことを考えることなく熱中できるのかもしれないですね。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★☆
■思い入れ ★★

ファミリーコンピュータ「天地を喰らう」

天地を喰らう 0000 天地を喰らう 0001

■ジャンル  ロールプレイングゲーム
■開発元   カプコン
■発売元   カプコン
■発売日   1989年5月19日


本宮ひろ志氏の漫画「天地を喰らう」を題材にしたロールプレイングゲームです。

プレイヤーは劉備軍となり、桃園の誓い・黄巾族討伐からゲームが始まります。
黄巾族討伐後は董卓、袁術、袁紹を制し、さらに荊州、蜀を平定。
その後は、それぞれ皇帝を名乗った魏の曹丕、呉の孫権を討伐していきます。
最後はクーデターを起こした司馬懿と対決することになります。
後半のストーリー展開は、なかなか独創的(?)です。

劉備軍は最高で7人までの隊列を組む(パーティーとして連れ歩く)ことが可能で、
前列の5人が戦闘参加します。
隊列の中から1人を軍師に任命することで、その武将が身に付けている策略を戦闘
で使えるようになります。

兵士数のパラメータが他のRPGのHPに相当しますが、その過多が攻撃力に反映
され、兵士数が多いほど攻撃力が高く、逆に兵士数が減少すると攻撃力も低下して
いくところが独特でした。
また、戦闘後に倒した武将を味方にすることもできました。

ストーリーは敵の城や砦で待ち構えるボスキャラ武将を倒すことで進行します。
レベルもサクサクと上がり、非常にテンポよくゲームを進めることができます。

操作面は極めてオーソドックスなウインドウ方式かつ反応が良好で、歩行速度も
かなり早いので、全くストレスを感じることなくプレイすることができます。
三国志好き、そしてRPG好きな人の多くは、ハマったのではないでしょうか。
そういう私も当時は熱中しました。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★★☆
■思い入れ ★★★☆