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ファミれびゅ★ ~ファミコンレビューの部屋

ファミコン、スーパーファミコン等、懐かしい家庭用ゲーム機ソフトのレビューなどを思いのままに綴っていきます。
ファミリーコンピュータ「MOTHER(マザー)」

Mother(マザー)0000 Mother(マザー)0001

■ジャンル  ロールプレイングゲーム
■開発元   パックスソフトニカ
■発売元   任天堂
■発売日   1989年7月27日


NINTENDO64の3作目で完結となった「MOTHER」シリーズ1作目となる作品です。

ファミコンでもRPGが次々と発売されつつあった当時、多くのRPG作品が中世を
モデルとした剣と魔法の世界観を持っていましたが、その中で現代のアメリカを舞台
にしていた点が特徴的でした。

コピーライターの糸井重里さんがゲームデザインを手掛け、
「エンディングまで泣くんじゃない」というキャッチコピーも話題になりました。
個人的には、真っ赤なパッケージデザインも独特で印象的でした。

移動手段が汽車(電車?)であったり、装備品は剣や鎧ではなく、フライパンやバット
だったり、戦闘で得たお金は口座に振り込まれたりと、現代アメリカという世界観に
合わせた形になっていました。
それ以外のコマンド入力型の操作、ターン制の戦闘といった部分はドラクエのスタイル
に極めて近く、良い意味では安心・安定してプレイできると言えるでしょう。

ネットで調べてみて新たに知ったのですが、ゲームに登場する町の名前はアメリカの
祝祭日や記念日に因んで名付けられていたんですね。

敵キャラも愛嬌がありゲーム全体として殺伐感は一切なく、ほのぼのとした牧歌的な
雰囲気には個人的に非常に好感が持てました。
ゲームの雰囲気に合ったサウンドも素晴らしかったですね。

今となっては、ストーリーやゲーム内容、そして一般の評価も非常に高いエンディング
すらも忘れてしまっていますが、プレイしていた当時のワクワク感、高揚感は印象強く
残っています。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★★☆
■思い入れ ★★★★

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ファミリーコンピュータ「麻雀」

麻雀 0000 麻雀 0001

■ジャンル  テーブルゲーム
■開発元   任天堂
■発売元   任天堂
■発売日   1983年8月27日


ファミリーコンピュータ用としては初の麻雀ゲームとして発売されたのが本作です。
後にディスクシステム用としても発売されたようですね。

ファミコン初期の作品であり、当時は多くの子供が父親に対して「麻雀もできる」
ことを前面に押し出してファミコンをねだったのではないでしょうか。
やはり我が家でもメインプレイヤーは父親でしたね。

私自身も当時は小学生でしたが、父親がプレイしているのを横で見ながら、次第に
自分でもプレイしているうちに、最初は良く分からなかった麻雀のルールもこの
ゲームで覚えてしまいました。

配牌やツモ牌も程々に調整されているような感じで、役満も露骨でない程度に上が
れるようになっていた気がします。

本作が発売されてからも、様々な要素・演出が取り入れられた2人打ち麻雀ゲーム
が発売されましたが、基本的な部分で本作を越えるクオリティの作品は殆どなかった
のではないかと思えるほど、しっかりと作られていました。

売り上げも213万本と堂々の本数であり、「親父ゲー」の代表作ですね。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★★
■思い入れ ★★★

ファミリーコンピュータ「メトロクロス」

メトロクロス 0000 メトロクロス 0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   ナムコ
■発売元   ナムコ
■発売日   1986年12月16日


アーケード用としてナムコが開発したアクションゲームの移植です。

プレイヤーキャラクターを操作して、地下通路に仕掛けられた様々な障害物を乗り越え
ながら、全32のラウンドを時間内に走破するのがゲームの目的です。

方向キーで上下移動、および左右キーでの減速/加速に加え、ジャンプがプレイヤー
のアクションです。
たまに配置されているスケボーに乗ると、ジャンプができなくなる代わりにスリップ床
などの障害物を回避することができます。

そして、とにかくゴールを目指してひたすら走るのみという、シンプルな内容であり、
シンプルゆえに、ついつい熱中してプレイしてしまいます。
攻略にあたっては、障害物の配置パターンを記憶することが基本なのでしょうね。

音楽も好きで、けっこう熱中してプレイしたものです。あまり先のラウンドに進むことは
できませんでしたが...

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★★
■思い入れ ★★★☆

ファミリーコンピュータ「マッピー」

マッピー 0000 マッピー 0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   ナムコ
■発売元   ナムコ
■発売日   1984年11月14日


ナムコからアーケード用として発売されたアクションゲームの移植作。

ネズミの警官、主人公のマッピーを操り、トランポリやドアを上手く使い、泥棒猫の
ニャームコとその手下・ミューキーズを避けながら、ステージに点在する盗品の数々を
取り返していく面クリア型のアクションゲームです。

舞台はニャームコ達のアジトの洋館、マッピーは床の上を左右に移動できる他、上下の
階へ移動する際は床の切れ目にあるトランポリンを使って移動することになります。

敵のネコ達をかわし、全ての盗品を回収するとステージクリア。トランポリンとドアを
上手く使うことが、ゲームのポイントとなります。

結構プレイしたはずなんですが、パターン化が必要なアクションゲームに弱い私は、
あまり上達はしませんでした...

ゲームそのものも軽快で楽しいですが、とにかくBGMが秀逸で、私も大好きでした。
キャラクターも可愛かったですね。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★★☆
■思い入れ ★★★☆

ファミリーコンピュータ「魔界村」

魔界村 0000 魔界村 0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   カプコン
■発売元   カプコン
■発売日   1986年6月13日


アーケードから移植の横スクロールアクションゲーム。
主人公の騎士アーサーを操り、さらわれたプリンセスを助け出すため大魔王を倒すのが
目的です。

パンツ一丁の姿で、夜の墓地でプリンセスと密会しているオープニング場面は、いわゆる
語り草になっていますね。

アーサーは鎧を着けており、一度敵の攻撃を喰らっても、パンツ姿になって戦い続ける
ことができますが、それでも難易度は極めて高く、シビアなゲームでした。

当時の私は、どれだけ頑張っても、3面の途中止まりでした...
横スクロールのアクションの中でも、このゲームのように一度ジャンプして地面を離れると
空中での微調整が効かないタイプのものは、私はいつまで経っても苦手なんですよね。

グラフィックは、タイトルの「魔界村」の名の通りの雰囲気が良く出ており、美麗に描かれ
ていました。
何度も何度もプレイしましたが、もう少しだけ易しくバランス調整してくれていれば、もっと
楽しめたのになぁ...と残念に思います。
(まあこれも、私の腕の問題が大きいのですが...)


(ゲームプレイ動画 (YouTube))
http://www.youtube.com/watch?v=MgZYK-y-Y1c


■総合評価 ★★★
■思い入れ ★★★☆

ファミリーコンピュータ「燃えろ!!プロ野球」

燃えろ!! プロ野球0000 燃えろ!! プロ野球0001

■ジャンル  スポーツゲーム
■開発元   トーセ
■発売元   ジャレコ
■発売日   1987年6月26日


ファミスタに対抗し、リアルなビジュアルを売りにした野球ゲーム。
通称「燃えプロ」ですね。
発売前から話題で、多くの人と同じく(?)私も期待して購入しました。

野球中継のようなピッチャー側からの視点、各選手の投球・打撃フォームの再現、
投手交替時のリリーフカー、デッドボールの際の乱闘、アンパイアの判定の音声...
などなど、随所にリアル指向のこだわりが見られました。

一方で操作性には難があり、守備では選手がグラウンド上を滑るような感覚が
ありました。気を付けないと悪送球も頻発し、慣れるまでは、アウトを一つ取る
のも大変でした。

他にも、バントの構えからホームランを打てたり、ファールの直後はどんなボール
球でも必ずストライクと判定されたりという怪現象も、有名ですね。
八木選手(代打の神様)の足が異常に速かったのも、怪現象の一つでしょうか。
阪神ファンの私にはナイスな仕様でしたが。

見た目のリアルさの反面、ゲームの作りが崩壊しているが故に、今日に至るまで、
多くの人から様々に(良くも悪くも)評価されています。
それもまた、それだけ多くの人にプレイしてもらい、印象に残っているということ
であり、ある意味、幸せなゲームであることは間違いないですね。

何とか言いながら、私も結構な回数プレイしました。


■総合評価 ★★
■思い入れ ★★★

ファミリーコンピュータ(ディスクシステム)「メトロイド」

メトロイド0000 メトロイド0001

■ジャンル  アクション
■開発元   任天堂
■発売元   任天堂
■発売日   1986年8月6日


ディスクシステムの名作アクションゲーム。

宇宙戦士の主人公「サムス」が単身で迷宮要塞に侵入していくという設定です。

アイテムを入手して新たな能力(ジャンプ力アップや「丸まり」などですね)を身に付けたり、
冷凍ビームを入手して凍らせた敵を足場にしたりすることで、それまでは進むことができ
なかった場所に行けるようになり、行動エリアが徐々に拡がっていきます。

ゲーム中、早い時点からそういう「今は進めなさそうな場所」というのが、プレイヤーの目に
触れるように配置されているんですよね。

アクションゲームとしても難易度がそこそこ高くて、操作テクニックが要求されますので、
前述のような形で新たなエリアに進む手段を入手し、未知のエリアに進行した際には、
快感がありました。

当時、私も含めて多くの友人もクリアしてエンディングを見ていました。当時のアクション
ゲームとしては、数多くのプレイヤーにエンディングを見てもらえた、幸せなゲームだっ
たのではないでしょうか。

ディスクシステムの名作アクションゲームの一つですね。


(ゲームプレイ動画 (YouTube))
http://www.youtube.com/watch?v=tTRGww2So7U&feature=related


■総合評価 ★★★★☆
■思い入れ ★★★★☆

ファミリーコンピュータ「マリオブラザーズ」

マリオブラザーズ (JU)0000 マリオブラザーズ (JU)0001

■ジャンル  アクション
■開発元   任天堂
■発売元   任天堂
■発売日   1983年9月9日


画面固定型のアクションゲーム。
同様のご家庭も多かったかもしれませんが、私の家ではファミコン本体と同時に導入された
ソフトでした。

完成度が高いので、一人でプレイしても十分面白いゲームですが、やはり真骨頂は2人
プレイによる「殺し合い」でしたね。

敵がいる方向に向けて対戦相手を押すというシンプルな攻撃を始めとして、床の下からの
パンチで敵キャラにぶつけたり、わざと相手の落下地点で踏み付けられてみたり(そうすると
相手は想定外の大ジャンプをするので、思わず敵キャラに激突したりする)と、基本操作は
ジャンプだけだというにも関わらず、実に多彩なテクニックが存在しました。

私の家でも、兄との2人プレイでは互いに真剣になりすぎて、常に喧嘩になってしまうため、
このゲームの2人プレイは自主禁止した記憶があります。

当時のアクションゲームは、2人で同時プレイできるものが多くて楽しかったものです。
中でもこのゲームは、同時プレイで面白さが増幅する代表的な作品だと思います。


■総合評価 ★★★★
■思い入れ ★★★★

ファミリーコンピュータ「マイティボンジャック」

マイティボンジャック (J)0000 マイティボンジャック (J)0001

■ジャンル  アクション
■開発元   テクモ
■発売元   テクモ
■発売日   1986年4月24日


縦横スクロールのジャンプ型アクションゲーム。

元はアーケードとして出ていた「ボンジャック」というゲームを、ファミコン用にアレンジ
移植したということです。私はオリジナルの方は知らないのですが...

このゲーム、キャラの操作が少し特殊で、落下を始めてからはジャンプボタンを連打すると、
落下速度を緩めて降りてこさせることができる等、ちょっと不思議な操作感覚でした。

それはスーパーマリオの操作性の良さとはまた一風異なる感覚で、慣れてくると結構、
小気味の良いものでした。
個人的にはキャラを動かすこと自体が楽しかったものです。

しかし、先に進めにつれて謎解きが厳しくなり(特定の場所で何回かジャンプするとブロック
が消滅する等)、またアクションも相当シビアなものが求められるため、私自身は結局クリア
できずじまいだったのが残念でした。

総合的に見ると、楽しいゲームでしたね。


(ゲームプレイ動画 - 達人の技!(YouTube))
http://au.youtube.com/watch?v=1DCs4qV7QfA


■総合評価 ★★★☆
■思い入れ ★★★★☆

ファミリーコンピュータ(ディスクシステム)「夢工場ドキドキパニック」

夢工場ドキドキパニック0000 夢工場ドキドキパニック0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   任天堂
■発売元   フジテレビジョン
■発売日   1987年7月10日


横+縦スクロール方式のアクションゲーム。
操作できるキャラクターはイマジン、リーナ、パパ、ママの4人で、ジャンプ力や力
(物を持ち上げる時の速さ)等、それぞれのキャラで能力差があります。

敵の上に乗って運んでもらったり、地面の野菜を引っこ抜いたり、敵や爆弾をを持ち
上げて、それを投げつけたりと、アクションが実に豊富なのです。

スーパーマリオの開発スタッフが手掛けただけあり操作性は抜群で、キャラを操作する
こと自体が非常に気持ち良く、楽しいゲームでした。

丁寧に作りこまれており、長く楽しく遊べる良作でした。
私も、当時は相当やり込みましたね。


■総合評価 ★★★★
■思い入れ ★★★★