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ファミれびゅ★ ~ファミコンレビューの部屋

ファミコン、スーパーファミコン等、懐かしい家庭用ゲーム機ソフトのレビューなどを思いのままに綴っていきます。
ファミリーコンピュータ「忍者じゃじゃ丸くん」

忍者じゃじゃ丸くん 0000 忍者じゃじゃ丸くん 0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   ジャレコ
■発売元   ジャレコ
■発売日   1985年11月15日


「忍者じゃじゃ丸くん」は、ジャレコから発売のアクションゲームです。
なまず太夫に捕らわれたさくら姫を、忍者くんの弟・じゃじゃ丸くんが救出に向かうと
いう設定です。

2画面分程度の大きさで、左右にスクロールするステージ内にいる8匹の敵妖怪を、
武器の手裏剣を使ってすべて退治するとクリアになります。
敵妖怪は、上から踏ん付けたり下から体当たりすると気絶するので、強敵は気絶
させた隙に手裏剣で退治しましょう。

どのステージでも、なまず太夫がさくら姫を脇に連れて画面上部に鎮座していますが、
さくら姫が落とす花びらを3枚集めるとボーナスステージに突入し、なまず太夫と対決
となります。

新たな敵が登場するステージでは、開始前に縦書きで「おゆき登場」「クロベエ登場」
といったように表示されましたが、雰囲気があって良い演出だったと思います。

ゲームとしては少々単調になりがちでしたが、等身の小さなキャラクターがちょこまかと
動く様は、可愛らしくてけっこう好きでしたね。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★
■思い入れ ★★☆

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ファミリーコンピュータ「ナッツ&ミルク」

ナッツ&ミルク 0000 ナッツ&ミルク 0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   ハドソン
■発売元   ハドソン
■発売日   1984年7月28日


ナッツ&ミルクは、ハドソンから発売されたファミコンでは初のサードパーティー制ソフト
でした。

主人公のミルクを操作し、追いかけてくる敵キャラクター・ナッツから逃げながらステージ
内に配置されているフルーツ(リンゴとバナナ)を全て取り、画面左上にあるヨーグルの
家まで辿りつくと、ステージクリアです。

ステージ数は全50面、末尾が3または8の面はボーナスステージになっています。
ボーナスステージで無事ヨーグルの所に辿りつくと、ハート型の花畑が画面全体に
広がるデモシーンが表示され、1UPとなります。

登場キャラクターは可愛らしくデザインされており、ほのぼのとした雰囲気がありますが、
難易度は決して低くはありませんでした。

設定的にもルール的にも2人同時プレイのモードを作りづらかったのか、基本的に1人で
コツコツ面クリア型のゲームなので、個人的にはもう少し易しくても良かったかなという
印象ですね。ゲームの雰囲気は好きでした。

⇒ゲームプレイ動画 (YouTube)


■総合評価 ★★☆
■思い入れ ★★☆

ファミリーコンピュータ(ディスクシステム)「19(ヌイーゼン)」

19(ヌイーゼン) 0000 19(ヌイーゼン) 0001

■ジャンル  シミュレーションゲーム
■開発元   ソフトプロ
■発売元   ソフトプロ
■発売日   1988年3月4日


「19(ヌイーゼン)」は、ソフトプロから発売されたディスクシステム用のウォーシミュレー
ションゲームです。

王位継承権を持つ4人の勇者が現王からの命を受け、無人島に隠された「万能の石」を
見つけだすために争い合うというストーリーです。
但しゲーム中では「万能の石」を探すという要素は存在せず、自分以外の3人の陣営を
全て打倒することが目的となります。

ゲームは島全体のマップが表現された戦略画面と、そこで敵部隊と接触した際に戦闘
が行われるコンバットモード画面で進行していきます。
そして、このゲームの特徴はコンバットモードにあります。

コンバットモードではユニットがヘックス上に配置され、各ユニットに「移動」「射撃移動」
「格闘遊撃」「休息」の4つの指示を与えることになります。
両軍がユニットに指示を与え終えると一斉にリアルタイム行動を開始します。
リアルタイムなので、狙った相手に攻撃が当たる前に相手が移動する事もあれば、格闘
しようと迫っても逃げられたりと、なかなか思う通りにはいきません。
敵の行動を予測することが非常に重要となっており、高い戦術性が求められるのです。

少なくとも当時の私には少々難解で、ほとんど戦果を上げることができずに投げ出して
しまいましたが...今なら、じっくり腰を据えてプレイしてみたいと思うゲームの一つですね。


■総合評価 ★★☆
■思い入れ ★★

ファミリーコンピュータ「忍者ハットリくん」

忍者ハットリくん 0000 忍者ハットリくん 0001

■ジャンル  アクションゲーム
■開発元   ハドソン
■発売元   ハドソン
■発売日   1986年3月5日


漫画「忍者ハットリくん」を題材にした横スクロールアクションゲームです。
売上本数から見ると150万本というヒット作でした。

一定長でステージ毎に区切られたエリアを、各種の忍術を使って甲賀忍者たちの
妨害を避けながら進んでいきます。
漫画の中では敵対するキャラクターのケムマキは、雲に乗って上空からハットリくん
の体力を回復するハートを落としてくれる、お助けキャラとして登場します。

各ステージの最後はボーナスゲームとなっており、シンゾウがどんどん投げ付けて
くる「ちくわ」を取ると得点アップ。「ちくわ」に紛れ込ませて投げられる「鉄アレイ」に
触れると、しばらく動けなくなります。

忍術には「影走りの術」「高飛びの術」「水ぐもの術」「ムササビの術」など全12の
多彩な種類があり、これらを有効に使うことが攻略のポイントになります。

いろんな要素があって楽しげな雰囲気なのですが、触れると残りの体力に関係なく
即アウトになる敵がいたり、ゲームとしてはシビアで難易度が高かったですね。

また、ゲームの中でのハットリくんは足が遅く、ジャンプ力が低く、動いたら急には
止まれないと、あまり忍者らしい動きではなくて、操作性は お世辞にも良いと言える
ものではありませんでした。
アクション不得手の私は例によって、なかなか先のステージに進むことができません
でしたね。

状況によってパワーアップ技能(忍術)を使い分けることができるというのは、当時の
アクションゲームとしては珍しく、ゲームの要素としては良いものがありました。

もう少しだけ操作性が良くて、難易度的にも抑制されていれば、さらに楽しくプレイ
することができたのではないかと思います。ちょっと残念。


■総合評価 ★★☆
■思い入れ ★★☆

ファミリーコンピュータ(ディスクシステム)「謎の村雨城」

謎の村雨城0000 謎の村雨城0001

■ジャンル  アクションアドベンチャー
■開発元   任天堂
■発売元   任天堂
■発売日   1986年4月14日


ディスクシステムとしては、ゼルダの伝説に続く第2弾のソフトです。

舞台は江戸時代、村雨城と呼ばれる城に、謎の宇宙生命体が取り付いた...
という背景から、村雨城下に送り込まれた、主人公の剣法指南役の青年剣士・鷹丸の
戦いが始まります。

見下ろし型の視点で、画面切り替え方式のアクションゲームです。基本的にプレイヤー
キャラクターの成長という要素はなく、アクションが主体のゲームとなっています。

青雨城・赤雨城・緑雨城・桃雨城そして村雨城と、5つのステージで構成され、それぞれ
広大なマップの中を、パワーアップアイテムを活用しながら、各城主を退治していくことが
目的になります。

難易度は高めでしたので、例によって私の腕前では、緑雨城までも行き着けなかった
ような気がします...

ディスクシステムの第1弾である「ゼルダの伝説」の出来があまりにも良かったので、
いろんな面で不遇な作品だったかもしれません。

しかしゲームとしては、完成度の高い良作だったと思います。
当時は私はまだ小学生でしたが、こういったゲームが書き換えシステムで、お小遣いの
範囲でも遊ぶことができたんですよね。良い時代でしたね。

⇒ゲームプレイ動画 - 達人の技!(YouTube)


■総合評価 ★★★☆
■思い入れ ★★★

ファミリーコンピュータ「謎の壁 ブロックくずし」

謎の壁 ブロックくずし0000 謎の壁 ブロックくずし0001

■ジャンル  ブロックくずし
■開発元   コナミ
■発売元   コナミ
■発売日   1986年12月13日


ディスクシステムで発売されたブロック崩しゲーム。

アイテムでパワーアップしたり、仕掛けを凝らしたブロックの種類が豊富だったり、
ボスキャラ(コナゴン?)が出現するステージがあったりという要素があります。

ブロック崩しの地味なイメージを払拭しようとしてか、効果音や画面デザイン・色使い
はポップな感じでした。

クリア条件というか、エンディングに辿り着くには、全ステージをクリアした後に、
各ステージの壁面に隠されているキーワード文字を入力しないといけなかったような
記憶があります。
(私は結局、エンディングを見た記憶がありません...)

ゲームとしてはあまり癖もなく、特筆すべきことは少ないのですが、完成度も高く、
難易度も程よくて遊びやすい、良く出来た作品でした。
我が家では、私だけでなく家族も楽しんで遊んでいました。


■総合評価 ★★★★
■思い入れ ★★★☆